地方競馬の重賞では最長距離で行われる大井記念。4角で前の位置にいないと厳しいというのがここ最近の傾向のようだ。それだけに脚質のタイプと底力で順列をつけるのがベターだろうと考える。
力量上位と考えられるのは、東京大賞典、ダイオライト記念でともに4着だったセレン。距離不問のタイプで底力もあるのだが、いかんせん道中で前に行けないタイプ。展開的にも直線一気が狙いにくいだけに、ちょっとシルシを下げてみたい。
中心に据えたいのは前に行ける組。そのなかからマズルブラストを指名する。前走は見た目にも絶好調が感じられる体つきだったが、それが逆に空回りしてしまった感。このレースは3年前に勝利したものの、一昨年が休み明けで惨敗、昨年は逃げて4着という結果ではあるが、今回は枠順的にも好位追走が見込めるのもプラス。前走後はここに備えて鍛えなおしてきた実力に再度注目してみたい。
対抗に抜擢するのはランキング。前走は短期休養明けだったが、ジワジワと差を詰めての好内容。「距離は長ければ長いほどいい」と林正人調教師が言うようなしぶとさが最大の特長の馬に、52kgは大きな援軍だろう。ちなみにこの馬はJRA育成馬。培ってきた底力にも期待できる。
そしてセレンは3番手。スタート次第の面はあるが、流れ次第では勝利も考えられる実力をもっている。
連下の穴として挙げたいのがボンネビルレコード。前走の川崎記念後は早々に美浦トレセンを退厩してからの復帰戦となる今回だが、昨年末あたりは球節に不安が出ていたのでこの休養はプラスだろう。58kgは厳しいが、底力にも期待しての4番手評価とする。
続いて昨年の勝ち馬、ライジングウェーブ。走ったあとの反動がきついタイプで、3か月の休養はいい方向に出そう。この距離とメンバーなら極端な上がりの競馬にもならないだろうし、右回りのほうがいいタイプだけにノーマークは危険だろう。
このレースで2着2回があるルースリンドは取捨に迷ったが、矢野義幸厩舎は休み明けでも仕上げてくるタイプ。9歳でも地力的には侮れず、連下には押さえるべしと考えたい。
◎マズルブラスト
○ランキング
▲セレン
△ボンネビルレコード
△ライジングウェーブ
△ルースリンド