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さきたま杯

  • 2010年05月25日(火) 15時30分
 過去10年間で9勝とJRA馬が圧倒的な強さを見せ、今回もJRA所属のスマートファルコン・スーニ両馬による一騎打ちの公算が高い。興味の3番手争いはJRAのトーセンブライトを筆頭に、地方馬のクレイアートビュン・ノースダンデーをマークしたい。いずれにせよ波乱の可能性は低く、馬券の点数は絞るべきだろう。

 ◎スマートファルコンは何が何でも逃げるタイプではなく、2・3番手から抜け出すレースも出来る。浦和コースは3戦2勝の実績があり、乗り慣れた岩田で取りこぼしはないはず。調教の動きが更に良くなっている点も心強い材料だ。

 ○スーニは名古屋・かきつばた記念でスマートファルコンの2着に差してきた脚が鋭かった。初コースと59kgを考慮して対抗視したが、強力な先行タイプが揃っただけに逆転優勝の可能性もある。

 ▲トーセンブライトは黒船賞でスーニの2着を確保したあと、このレースを目標に仕上げは万全。最内枠を生かした積極策が実れば面白い。

 ×クレイアートビュンは58kgを背負った川崎マイラーズで3着に終わったが、今回は好調教で56kgなら怖い存在。

 注ノースダンデーは骨膜炎で休養していたが、仕上り状態はまずまず。鉄砲も利くタイプだし、好枠を生かしての流れ込みに注意したい。

◎9スマートファルコン
○6スーニ
▲1トーセンブライト
×5クレイアートビュン
注3ノースダンデー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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