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帝王賞

  • 2010年06月29日(火) 00時00分
 過去10年間で中央馬6勝・地方馬4勝と星を分けているが、3着以内馬は中央18頭に対して地方12頭と地方馬の健闘が目立つ。

 今回は中央馬6頭の中から、順調に使われてきたサクセスブロッケンを本命視。

 相手は地方馬のフリオーソ・セレンを重視したが、5か月ぶりでも実力馬ヴァーミリアンが怖い。実力馬カネヒキリは1年2か月ぶりの8歳馬という点で軽視。穴はペースが早くなった場合のアドマイヤスバルだろう。

 ◎サクセスブロッケンは昨年の東京大賞典の勝ち馬だが、前走・かしわ記念は小回りの1600mで苦戦。あのレースを叩かれて気合は一変し、大井の2000mなら最も信頼できる軸馬といえる。

 ○フリオーソは安定した先行力が武器で、このレースを目標に仕上り状態は万全。乗り慣れた戸崎の手綱で好枠を引いたとなれば、中央勢を相手でも優勝の可能性は高い。

 ▲セレンは昨年末の東京大賞典でサクセスブロッケンの4着に追い込んだ実力の持ち主。前走の大井記念を勝ち、追い切りの動きはさらに良くなっており、レースがハイペースで進むようなら末脚が生きるはず。

 ×ヴァーミリアンは地方競馬のレース12戦全てを連がらみしているが、追い切りの動きが今一息で、当日の気配をよく見極めたい。

 注アドマイヤスバルは好調を持続しており、ペース次第では好勝負になる。

◎サクセスブロッケン
○フリオーソ
▲セレン
×ヴァーミリアン
注アドマイヤスバル

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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