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ジャパンダートダービー

  • 2010年07月13日(火) 00時00分
 過去10年間の成績は中央8勝・地方2勝と中央勢が圧倒的に有利。

 ただし地方勢が2着4回・3着7回と健闘している点も見逃せない。

 今回はユニコーンSの1・2着馬バーディバーディ・バトードールを有力視したが、ダート実績のある中央馬トーセンアレス・プレファシオも争覇圏内。地方馬では東京ダービー3着のマグニフィカが戸崎に戻って侮れない。

 ◎バーディバーディはダート6戦5勝で1敗もハナ差負けであった。兵庫チャンピオンシップ→ユニコーンSの連勝は好位から抜け出す安定したレース振りで、大井の2000mなら外枠の不利は無く、熱心な調教内容からも信頼できる本命馬だ。

 ○バトードールはユニコーンSでバーディバーディに敗れたものの、距離が延びて良いタイプだけに逆転の可能性は残されている。先行馬の好枠とアンカツの騎乗も強い味方である。

 ▲トーセンアレスは中山の伏竜Sを勝った時から横山が期待していた馬で、4戦3勝のダートに戻れば軽視はできない。

 ×マグニフィカは強引に逃げた東京ダービーで3着に敗れたが、戸崎に手綱を戻して2・3番手に付ける競馬をすれば好勝負になるはず。

 注プレファシオは前走を勝った内容が良く、血統的に距離延長は大歓迎で、人気薄ながら最も怖い穴馬といえる。

◎バーディバーディ
○バトードール
▲トーセンアレス
×マグニフィカ
注プレファシオ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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