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広いコースで真価が問われる

  • 2010年07月28日(水) 00時00分
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7/24 小倉8R ランヘランバ
 道中の通過順位は『3-4-2-1』とかなり上手な競馬。前が飛ばす展開が合ったことも確かですが、同馬自体も折り合い面にかなりの進境を見せています。こういう競馬が出来ればこれからもっと伸びます。広いコースでも同様の運びが可能かどうかで真価が問われます。

7/24 小倉10R デグラーティア
 デビューからフェニックス賞・小倉2歳Sと小倉1200mで連勝していましたが、時計面はアピール出来るものではなく、今回は絶好の軽い馬場レベルがポイントでした。しかし、アッサリと好位をマークし、そこからもシッカリした伸び。走破時計はなんと1.06.7秒。非常に強い内容です。軽い芝の1200mがベストであることを示すには十分過ぎます。

7/25 小倉9R ホシシャトル
 これまでの先行一本調子のイメージと異なり、この距離では差す競馬に徹しました。8着と着順自体は奮いませんでしたが着差は0.3秒しかありませんでしたし、この1200mがベストの印象を受けました。もう少し時計を要する馬場レベルになれば、差し切りも期待出来ます。

7/25 新潟8R ケージーアメリカン
 凄い末脚を見せて差し切り。降したエイコオミリオン・スペシャルハートは現級ではかなり上の力を持っているだけに、相手関係に恵まれたものではありません。3歳馬の減量と斤量面の利と展開が向いたことは確かですが、この決め手は上のクラスでも通用するものです。時計面に対応出来れば東京1300m、上がりが掛かってこそのタイプならば中山1200mがその舞台となりそうです。

7/25 函館12R パワーストラグル
 休み明け初戦。スタートを決めたものの、1~2コーナーでは折り合いを欠く場面がありました。しかし、そこからしっかり伸びて圧勝。強い内容でした。『上のクラスで流れが速くなった方がむしろレースはしやすい』とレース後の勝浦騎手のコメントも確かに頷けます。実際に上でも実績は十分ですし、OPクラスまでは上がるでしょう。
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