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みんなの投稿コラム

重賞回顧 エリザベス女王杯

  • 2021年11月18日(木) 20時15分
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人気馬総崩れの大波乱となったこのレース。混戦を制したのは幸騎手騎乗のアカイイト。レイパパレが抑えるとシャムロックヒルとロザムールがけん制しあいながら先頭を走る展開。そこに先に動いたのは人気の一角所長◎のウインマリリン。それを追うかのようにルメール騎手のレイパパレが動くと各馬が追走を開始しました。直線に向く段階でウインマリリンは後退し、レイパパレが前に出たと同時くらいに、3角まくりから進出してきたアカイイトが外から襲い掛かり、直線半ばでは勝負あり。最後は2着以下に2馬身差の快勝。今年は前半戦で勝ち星を重ねて、叩いて本番を迎える理想のローテ。距離も合っていたのもありますが、幸騎手のスパート開始のタイミングがこのレースでは完ぺきだったと思います。また牝馬で強い馬が誕生したようで、牡馬にもがんばって欲しいものです。

 2着から8着までは大接戦。ステラリアが中団にいた分2着。後方から追い込んだクラヴェルが首差の3着。ウインマリリン以外の人気馬2頭もレイパパレはやはり距離の限界を思わせる走りで6着。同じ位置で伸び切れなかったアカイトリノムスメが7着。今回のレースで次走を占う馬の使命は困難ですが、牝馬同士も戦国時代に入ったのは確かのようです。

所長
所長
36 28 30

無類の競馬好きの、経営コンサルタント。過去にも馬を所有し、趣味が高じて牧場経営に興味を示し、「目標は世界のダービーを取ること!」と言い周りから「あいつは気が狂った」といわれています...

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