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スパーキングサマーC

  • 2010年08月19日(木) 00時00分
 8頭立てと頭数は少ないものの、激しい先行争いが予想されるだけに、どの有力馬にも優勝のチャンスがある興味深いレース。展開は最内枠のキングスゾーンが逃げ、サプライズゲストとディアーウィッシュが2番手を争い、ライジングウェーブとトーセンアーチャーは末脚勝負に出るはず。以上5頭が争覇圏内と思われ、他の3頭は苦戦を免れない。

 ◎サプライズゲストは川崎戦を連勝した上がり馬で、熱心に調教をされての重賞挑戦である。最近は逃げにこだわらず、粘り強い先行力を身につけ、今回の先行争いも番手でしのげるはずで、頼りになる中心馬として期待する。

 ○ディアーウィッシュは南関東に移籍して[3-1-1-0]と成功を収め、前走のサンタアニタTでは逃げなくても3着を確保する進境を見せた。川崎は初コースとなるが、小回りは向いているだけに心配は無用。

 ▲トーセンアーチャーは差し脚が武器で、激しい先行争いが予想される今回は絶好のチャンスといえる。最も面白い馬券は、この馬を頭にした流し馬券だろう。

 ×キングスゾーンは1番枠から先手さえ奪えば、1600mを逃げ切るスピードとスタミナを備えている。

 注ライジングウェーブは自在の脚が魅力で、展開次第では上位も可能だ。

◎サプライズゲスト
○ディアーウィッシュ
▲トーセンアーチャー
×キングスゾーン
注ライジングウェーブ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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