昨年は51キロの軽量を利して8番人気のケイアイジンジンが逃げ切った。しかし最近のデータでは、差し馬や追い込み馬の活躍が目立つ短距離重賞ともいえる。私は2連勝の上がり馬ナイキマドリードを本命視したが、短距離で堅実な実績を残しているヤサカファインと中央から移籍したラインドライブもチャンスは十分。穴は1200mが向いているコアレスピューマと内枠に恵まれたスーパーヴィグラスだろう。
◎ナイキマドリードは昨年の秋から1500m〜1600mで3連勝を飾り、今年も7月・8月と連勝して絶好調での重賞挑戦。大井1200mは2勝の実績があり、先行して崩れないタイプだけに、今回は最も信頼のおける軸馬といえる。
○ヤサカファインは他馬を怖がらず確実に末脚を伸ばすタイプ。今回は追い込みやすい外枠を引き、追い切りの動きの良さと合わせて重賞制覇のチャンス到来と見た。
▲ラインドライブは中央の短距離で5勝をあげている実力馬。追い切りで豪快な動きを見せ、戸崎の手綱でアッサリ優勝の可能性は高い。
×コアレスピューマの中央ダート1200mで3勝の実績は侮れない。この馬は1200mがベストの距離で、53キロなら最も怖い存在だろう。
注スーパーヴィグラスは好枠を上手く生かせば、2・3着は可能な馬だ。
◎ナイキマドリード
○ヤサカファイン
▲ラインドライブ
×コアレスピューマ
注スーパーヴィグラス