過去10年間の成績からは黒潮盃出走組の好走が目立ち、今回も黒潮盃2着のドラゴンキラリと3着馬ハーミアを有力視する。続く穴馬勢は混戦だが、黒潮盃を使われて良化のジーエスライカーを筆頭に、川崎コース4勝のビクトリースガと力をつけてきたラヴェルの3頭に注目。馬券はドラゴンキラリ・ハーミアを2頭軸にした、3連複流しが賢明だろう。
◎ドラゴンキラリは今年のクラシック路線で善戦を続け、メンバー的に勝機到来と見た。1800mの黒潮盃は決め手の差で惜敗したが、じり脚タイプのこの馬にとって2100mは大歓迎。調教内容の良さから、連戦の疲れは全く感じられない。
○ハーミアは関東オークス2着で川崎の2100mは経験済み。黒潮盃は太目の体で3着と健闘しており、53キロなら牡馬勢に引けはとらないはず。
▲ジーエスライカーの黒潮盃は太目・外枠・58キロの悪条件が重なっての惨敗。今回は内枠を引き、調教も良くなっているだけに怖い存在だ。
×ビクトリースガは町田の手に合った追い込み馬で、川崎4勝の実績に加え、先行馬の揃った今回は末脚が生きる絶好機といえる。
注ラヴェルは黒潮盃6着ながら直線で粘った脚色は悪くなく、2度目の騎乗となる石崎駿が差す競馬に徹すれば2・3着は可能だ。
◎ドラゴンキラリ
○ハーミア
▲ジーエスライカー
×ビクトリースガ
注ラヴェル