先週の当コラムでは、札幌芝は【短縮馬に有利な馬場のクセ】が強く出ており、特に1500m以下のレースで【短縮馬】の好走が期待できると紹介しました。
先週の札幌芝1500m以下のローテ別成績は以下の通りです。
【延長馬】 複勝率15.0% 複勝回収率 57%
【同距離馬】複勝率21.4% 複勝回収率111%
【短縮馬】 複勝率31.6% 複勝回収率185%
明らかに【短縮馬】に有利な馬場のクセが出ていました。
その馬場のクセを利用して、朝里川特別では【短縮馬】のセレスマジェスティ(7番人気2着)を本命にして、3連単12万4290円を的中しました。
セレスマジェスティは芝1200◎→芝1500×と【短縮ローテ】に該当。
2走前に勝った時が短縮ローテだったように短縮が得意なクセを持っている馬です。
また、3着のキングパーフェクトも前走に芝1600mを使っている【短縮馬】だったため、予想を公開している競馬放送局でも3連複1万5580円を的中しました。
このレースに出走した【短縮馬】はセレスマジェスティ、キングパーフェクトの他に9番人気4着のビービーナエトルのみだったので出走した【短縮馬】3頭が2~4着を占めました。
しかし、このレースを勝ったのは【同距離馬】のウインバンディエラ。鞍上は武豊騎手です。
超一流の騎手は馬場のクセを読んで、短縮有利の馬場であれば、自分の馬をその馬場に合わせた乗り方を仕掛けてきます。
短縮ローテで走りやすかったセレスマジェスティやキングパーフェクトを、あっさり同距離ローテの馬に乗って差し切ってしまったのを見て、改めて武豊騎手の偉大さを実感しました。
短縮馬に有利な馬場のクセは今週末も続く可能性が高いので引き続き注目です。
【阪神ダート】
短縮馬に有利な馬場のクセが出ています。
該当馬の中でもローテ評価や馬のクセが優秀な馬がより狙えます。
【同距離馬】…前走と今回走る距離が同じ馬
(例 前走芝1600mで今回も芝1600mを走る馬)
【延長馬】…前走より今回走る距離が長くなる馬
(例 前走芝1400mで今回は芝1600mを走る馬)
【短縮馬】…前走より今回走る距離が短くなる馬
(例 前走芝1400mで今回は芝1200mを走る馬)
【馬場のクセ】…似たローテの馬が連続して好走する馬場状態のこと
(例 短縮馬ばかり好走する馬場のクセ)
【馬のクセ】…過去に短縮や延長で好走した実績があること
(例 短縮が得意なクセを持っている馬)
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