コラムでも何度も書かせたいただいていますが「双馬の方式」では「前々走に短距離を使い、前走中距離で好走した馬」は絶好の狙い目になります。
先週の土曜札幌3レースでも、5番人気2着のサトノコンテッサを本命にして、3連単1万9470円を的中しました。
サトノコンテッサはダ1200×→ダ1700×と【同距離ローテ】に該当。前走は初めての1700mに、500mの大幅な距離延長と苦しいローテーションでしたが5着に好走していました。
前走の大幅延長ローテに比べて今回の同距離ローテは馬にとって楽なローテになると考えたため本命にしました。
そして、今週末は、「前々走に短距離を使い、前走中距離で好走した」ローテーションの馬がさらに走りやすい2歳重賞が行われます。
今年の新潟2歳Sも、本命にしたマイネルラクリマは前走延長ローテを経験していた馬。この経験が生きて、10番人気ながら2着に好走しました。
今週末行われる札幌2歳Sも、新潟2歳Sと同じく前走や過去に延長ローテを経験した馬の好走が目立つレースです。
実際に05年に6番人気2着に好走したディープエアーや07年に13番人気で2着に好走したホウザンは、前々走芝1200m→前走芝1800mと大幅延長を経験している馬でした。
特にホウザンは、前々走芝1200mで1.0秒差の4着、前走芝1800mで0.3秒差の5着と、前走が苦しい大幅延長ローテだったにもかかわらずレース内容が明らかに良化している馬だったため、双馬の方式の基本的な狙い方を知っていれば狙い易い馬でした。
今年の出走馬では、前走に延長ローテを経験しているオールアズワン、ギリギリヒーローの2頭に注目しています。
【札幌芝】
札幌芝は短縮馬に有利な馬場のクセが出ています。特に1500m以下のレースでその傾向は顕著です。該当馬の中でもローテ評価や馬のクセが優秀な馬がより狙えます。
【同距離馬】…前走と今回走る距離が同じ馬
(例 前走芝1600mで今回も芝1600mを走る馬)
【延長馬】…前走より今回走る距離が長くなる馬
(例 前走芝1400mで今回は芝1600mを走る馬)
【短縮馬】…前走より今回走る距離が短くなる馬
(例 前走芝1400mで今回は芝1200mを走る馬)
【馬場のクセ】…似たローテの馬が連続して好走する馬場状態のこと
(例 短縮馬ばかり好走する馬場のクセ)
【馬のクセ】…過去に短縮や延長で好走した実績があること
(例 短縮が得意なクセを持っている馬)
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