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東京盃

  • 2010年10月05日(火) 00時00分
 JRA所属のサマーウインド・ミリオンディスク・スーニの3頭は強力で、クラスターC快勝のサマーウインドを本命に推すが、ミリオンディスク・スーニ両馬も逆転の可能性は残されている。最近の東京盃は差し馬の活躍が目立っており、ハイペースになるようだと地方馬ヤサカファインとJRAアナモリの末脚が怖い。堅実な成績を残しているサマーウインドが馬券の軸だろう。

 ◎サマーウインドのダート成績は9戦7勝2着2回と連対率は100%。1200mで逃げるスピードは抜けているが、1400mを2番手で折り合う自在性も備え、砂の深いダートは北海道で経験済みだし、初コースの大井でも信頼できる中心馬と見たい。

 ○ミリオンディスクは左回りのクラスターCでサマーウインドに完敗したが、得意の右回りになれば話は違う。大井コース3着の実績があり、調教内容も良くなっている今回は雪辱のチャンスだ。

 ▲スーニは前記2頭に劣らぬ実力の持ち主だが、58キロを背負うハンデで惑星の評価とした。熱心な調教からは復調気配が感じられる。

 ×ヤサカファインはアフター5スター賞でナイキマドリードに2馬身半差をつけての完勝。先行タイプの揃った今回は、8勝している大井コースなら末脚を生かしての善戦は可能。

 注アナモリは内田の手綱なら、ペース次第で上位に食い込めるだろう。 

◎サマーウインド
○ミリオンディスク
▲スーニ
×ヤサカファイン
注アナモリ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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