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シルダリア(サクラバクシンオー×キョウエイデビュー)牡・池添
兄姉はいずれも地方。中央では、まだ確たる結果を残していないが、SS×デイジュールの肌に、父はサクラバクシンオー。スプリンターとすれば、かなり良質の配合だ。
なるほど最終追い切りは、芝コースで79秒7-64秒0-35秒2-11秒1。芝調教には、あまり過度の期待はどうかを信条としてきたが、35秒2-11秒1は、ちょっと凄い。一週前のCWでも、84秒1-68秒6-38秒5-11秒8(こういう調教、好きだなぁ)。上がり1Fに、スプリンターとしての才能が見え隠れする。
10月16日(土)京都5R 芝1200m
【将来性】★★★
【馬券率】75%
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スクウェルチャー(Suave×Our Resurgence)牡・中竹
バレッツマーチセールで10秒2をマーク。7万ドルと比較的安価だが、DP・63秒3-37秒9-11秒9と、さすが調教セール出身馬らしい猛ラップを叩き出している。
ただ、字面はレイズアネイティヴの4×5、バックパサーの5×5と、一応ダート中距離配合ではあるが、時計の出方はスピード偏重?
スタミナ不足に泣くようなら(その場合は、距離短縮の折り返しで馬券になるのだが)、坂路52秒8-38秒1-12秒5のデーヴァローカ。サフランディライトあたりが代わって台頭。
10月17日(日)京都3R ダート1800m
【将来性】★★★
【馬券率】50%
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ハーキュリーズ(ディープインパクト×タックスヘイブン)牡・角居
10勝馬ヒシアトラス(父ティンバーカントリー)を筆頭に、アクロスザヘイブン、ルミナスハーバーと、兄姉にOPクラス好走馬がいる。種牡馬の特性をうまく引き出す血統でもある。
さすがに初戦から目いっぱいに造ってはいないが、最終追い切りは三頭併せの真ん中に馬を進め、余裕残しの互角併入。角居厩舎の勝負パターンを踏襲している。
ただし、10月半ばのマイルの新馬戦。坂路53秒1-37秒9-12秒7のウインマクレガー、ケイティーズジェム等、なかなかのメンバーが揃っていますね。
10月17日(日)京都4R 芝1600m
【将来性】★★★
【馬券率】50%
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イングリッド(ディープインパクト×アンチョ)牝・加藤征
半姉のワンダーレイディアンエル(Wonder Lady Anne L)は、CCAオークスでG1勝ち。半兄のダノンアンチョは、2歳7月の阪神・芝1600mの新馬戦を2着。脚元の不安さえなければ、重賞クラスの馬だったのになぁ。
妹も、1歳時のクラブ募集時から評判になっていたが、最終追い切りは南Wで84秒2-67秒8-39秒3-12秒3を馬なり。牝馬なのに、ウッドコースでタフな6F追いを軽々。瞬発力だけでなく、底力も兼備したディープインパクト牝馬のように思う。
まずは、イクゼギンギラギン(母はオークス馬スマイルトゥモロー)、コスモヴェントとの叩き合い。
10月17日(日)東京3R 芝1600m
【将来性】★★★★
【馬券率】70%
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ネグレスコ(ネオユニヴァース×マイネコサージュ)牡・堀
母には「マイネ」の冠がつくが、大本の牝系は社台。JRAブリーズアップセールで、馬体のよさを見込んでの買い戻し?
母の父はスターオブコジーン。奥のある血統ではないが、直前の追いきりでは菊花賞出走予定のクォークスターに食い下がり、実戦向きをアピール。
10月17日(日)東京4R 芝2000m
【将来性】★★
【馬券率】65%