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積極的な競馬なら出番も

  • 2010年10月19日(火) 00時00分
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10/16 京都9R ニチドウルチル
『手応えはあったのですが、4コーナーで接触する不利で……』とレース後の田嶋翔騎手がコメントしていますが、終始外々を回らされたロスと馬場レベルを考えれば、不利がなくても馬券には絡まなかったことでしょう。未勝利勝ちの1:34.8が上々の走破時計で軽い芝自体は合っているだけに、もう少し積極的な競馬なら出番もあるでしょう。

10/16 東京12R サンデーミューズ
 レースの上がりが33.7秒という完全なるSペースの中、1番人気ながら最後方からの競馬。普通なら厳しいところですが、上がり33.0秒という素晴らしい瞬発力を発揮し、差し切りました。武豊騎手の真髄はこの瞬発力勝負を生かすところにあります。僅かキャリア5戦でこの競馬ですから、かなり強くなる可能性を秘めています。

10/17 東京7R セイウンジャガーズ
 休養前から決め手の鋭さは目立っていましたが、ハッキリと成長を示した復帰戦となりました。上がり33.1秒の瞬発力はかなり目立ちましたし、直線だけで全馬を差し切ってしまいました。この強さなら上のクラスでも通用するでしょうし、レース後の北村宏騎手もそれを認めるコメントを発しています。まだちょっと器用さを欠くだけに、直線の長い広いコースがベターでしょう。

10/17 東京11R リビアーモ
 レース前に予想された展開とは違って、Sペースで前残りの流れとなりました。3着までは全て先行馬。その中で0.3秒差・4着まで追い込んだ内容は評価出来ます。力を付けています。前半の流れが速くなるようなら、差し切りまで期待出来ます。

10/17 東京12R モエレデフィニット
 1300mに距離を短縮してきた今回ですが、アッサリ2番手をキープ。むしろ短い距離が合っているスピードを見せました。終いは粘り切れませんでしたが、それだけに時計の掛かる重いダートの方が合っているのかもしれません。強敵揃いのヒヤシンスSで0.6秒差・6着に頑張った内容からも、このクラスでもやれます。適性を掴めば一発を狙える馬です。
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棟広良隆氏の活動、理論の詳細などは、棟広良隆公式サイト「ムネヒロネット」へ

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