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JBCスプリント

  • 2010年11月02日(火) 00時00分
 船橋1000mはスタートから3コーナーまでの直線が400m、4コーナーを回って最後の直線は300m。最初の直線で楽に先行し、スパイラルカーブでは息を入れ、ホームストレッチは全力勝負になる。この距離ならサマーウインドの首位は揺るがず、相手もミリオンディスクが有力と見た。続く3番手争いの筆頭はスーニで、穴は地元馬ナイキマドリード・ローレルウェルシュの両馬だろう。

 ◎サマーウインドの東京盃1000m通過タイムは57秒4で、2ハロン目に10秒4のラップを刻んで楽に先頭を奪った。このタイムで走られては他馬のつけ入る隙はなく、重賞3連勝は目前と思われる。

 ○ミリオンディスクは東京盃を使って気合はアップ。スパイラルカーブで先行馬群の直後に付けられれば、ゴールで差し切る可能性は高い。

 ▲スーニは最外枠を引いたことで、鋭い末脚を使うチャンスが生まれた。重い斤量を背負って持ち味を発揮できなかった近走だが、57kgなら最も怖い存在といえよう。

 ×ナイキマドリードはアフター5スター賞2着→東京盃4着と好走を続け、地元コースに戻ればさらなる善戦が期待できる。

 注ローレルウェルシュが前走を快勝した1000m58秒5は侮れず、前走と同じ3番枠を引いた本橋が「好位差し」に徹すれば面白い。

◎サマーウインド
○ミリオンディスク
▲スーニ
×ナイキマドリード
注ローレルウェルシュ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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