前回推奨した阪神10レースのボスジラは4着。内で脚を溜め、直線ではじりじりと伸びてきましたが、僅かに3着には届きませんでした（タイム差なし）。ただ2600ｍはベスト距離だと思うので、夏の函館, 札幌の2600ｍに出走してきたときは要注意です。11レースのサークルオブライフは4着。内有利な馬場の中で終始外を回ってきた分の差だと思いますし、能力は十分見せました。いかにも距離はあった方が良さそうで、東京も合っているので、オークスの巻き返しに期待です。
今回推奨するのは中山7,11レースです。

【中山11レース】前々走の中山大障害は後方で脚を溜め、最後のバンケットのところで一気に進出し、4コーナーまではオジュウチョウサンと並んでいた◎ブラゾンダムール。直線で突き放されてしまったが、これは◎がスタートで出遅れて先行勢に追いつくまでに時間がかかったことが挙げられるだろう。今回は中山大障害の14→9頭と頭数が6頭も減るため、巻き返すまでの時間は短くて済み、オジュウチョウサンとの差は詰まってくるはずだ。前走のペガサスジャンプSを見る限り距離は明らかに長いほうがいい。障害界の絶対王者を追い詰める。
馬券は馬単1着流しで2,6,7,8番に流し、7番→◎→2,6,8番の3連単フォーメーションも（○は7番▲は8番、△は6→2番の順）。

【中山7レース】は◎マイネルマーティン。約半年ぶりだった前走は後方から抜群の手応えで内を突いてきたが、スペースがなくブレーキをかけながらの形に。進路を切り替えるロスもあり、スムーズな競馬ができれば間違いなく勝てていた一戦だった。しかも前走は「まだ太め感がある」と陣営がコメントしていて、本来のデキではなく、叩き二戦目の今回の方が状態は良い。メンバー構成＆頭数的にもここは信頼の堅軸だ。
馬券は馬単1着流しで2,3,4,6番に流す（○は2番、▲は3番、△は6→4番の順）。