前回推奨した東京6レースのセイウンシデンは最下位の12着。スタートは五分に出たものの、逃げることはせず、5番手からの競馬に。あれでは良さを出せるわけはなく、残念な競馬でした。次走以降の戦法に注視したいと思います。
今回推奨するのは東京10,11レースです。

【東京11レース】は◉ソリタリオに期待する。評価したいのは前々走のシンザン記念。スタート後、すんなりと内を取ることができたマテンロウオリオンに対し、ソリタリオは終始やや外を回らされる形に。直線でも内有利な馬場の中で最内をマテンロウオリオンは通れたが、ソリタリオは最内から四頭分外を通らされ、懸命に追い詰めたもののタイム差なしの2着。

ただ、ソリタリオの方が上がり3Fが速いことからも分かるようにレース内容的には明らかに上だったし、マテンロウオリオンのニュージーランドTの内容からもソリタリオがG1でもやれる素質は持ち合わせている。

前走のスプリングSは距離（1800ｍ）＆初の右回りという合わない条件で度外視可能。スプリングS以外は全て左回り1600ｍを使っている点からも早い段階からこのNHKマイルCに照準を合わせていたと言える。

前走の着順で人気が落ちる今回こそが正に狙い目で、得意条件に戻るとなればG1でも能力は引けを取らない。鞍上はインを突くのが大得意な鮫島J。内枠を活かして人気薄の好走に期待する。

馬券は単勝とワイドで1,5,7,9,11,18番に流す（〇は5番、▲は18番、△は7→1→11→9番の順）。

【東京10レース】は◎ゴールドギア。前走の白富士S（2000ｍ）はメンバー唯一の上り3F33秒代を使い、6着ではあったが、距離不足を感じさせる一戦だった。

しかし今回の東京2400ｍは二戦二勝。昨年のメトロポリタンSは1000ｍ通過60秒8というそこまで速くないペースの中で勝ち切っていて、ペースに左右されないのは大きな強み。今年もそこまでペースが速くなることはないと思うが、メンバー構成的にはかなり楽で、しかも頭数は10頭。得意舞台のここでは取りこぼせない。

馬券は4倍以上なら単勝、以下なら馬単で1,6,7,9番に流す（○は6番、▲は7番、△は1→9番の順）。