前回推奨した東京12レースのダイワドノヴァンは1着。後方で脚を溜め、直線で溜めた末脚を発揮し、まとめて差し切りました。メンバー的にも恵まれましたし、初ブリンカーも効果があったと思います。3勝クラスでどれだけやれるか期待です。7レースのイーサンバーニングは11着。出遅れた上に縦長の展開とこの馬には向きませんでした。ただ東京コースは向くと思うので、次走も東京なら狙い目でしょう。
今回推奨するのは東京8,11レースです。

【東京8レース】は◉サトノフォース。近6走馬券圏内を外しているが、これには明確な理由がある。それは1600ｍ以外の距離を使っていること。1600ｍが【1−2−4−4】という成績に対し、1800ｍ以上は【1−1−0−10】と1600ｍ以外では全く走らないことが分かる。更に良馬場東京1600ｍに限れば【1−1−3−1】と着外は一度のみで、それもクビ差の4着。馬券圏内は堅実と考えていい。1600ｍの持ち時計が1分32秒9ということを考えれば東京の時計が速い馬場はプラス材料だし、比較的上位人気勢が後方から競馬する今回のメンバー構成で好位から競馬できるのも強みになる（先行有利の馬場であるため）。好条件に戻るここで狙い打つ。
馬券は3連複フォーメーションで◎→7,9番→1,6,7,9番（○は9番、▲は7番△は6→1番の順）

【東京11レース】大混戦のヴィクトリアMは◎ディヴィーナ。1600ｍの成績は【3−0−0−1】。一度の着外は超スローペースの中、最後方からの競馬で流れに乗れなかっただけ。3勝全てが中京1600ｍであることを考えれば、コースの形状が似ている東京は向かないはずがないとも言える。また今の東京の馬場も味方するだろう。東京の傾向は圧倒的先行有利で14日は先行した穴馬の粘り込みがかなり目立った。好位から競馬するこの馬にとって今の先行有利の馬場は間違いなく味方になってくる。懸念材料は1600ｍの持ち時計が1分34秒0という点のみだろう。いきなりのG1挑戦で壁が高いことは事実だが、母はこのレースで連覇を達成しているヴィルシーナ。着外続きからこのレースでいきなり復活を果たした母のようにディヴィーナもアッと驚かせてくれることに期待したい。
馬券は単勝とワイドで2,7,11,13,15,16番に流す（〇は13番、▲は16番、△は15番→7番→2番→11番の順)。