前回推奨した東京2レースのロデムは2着。近2走とは違いペースが速くなったことで、この馬の末脚が活きる展開になりましたし、騎手も上手く乗ってくれました。展開次第ですが、未勝利戦は突破できるでしょう。3レースのラスティンボーイは8着。直線の伸び脚がありませんでした。少頭数が狙い目かもしれません。中京11レースのタヤスゴールドは15着。出遅れが最大の敗因だと思います。芝よりもダートの方が合いそうです。
今回推奨するのは東京11レースです。

【東京11レース】日本ダービーは◉ドウデュースの逆転だ。これまで5戦三勝、2着一回、3着一回。前々走の弥生賞ディープインパクト記念で初の敗戦を喫したが、これはスローペースに加え、3,4コーナー中間のところで位置を下げる不利があってのもの（タイム差なし2着）。前哨戦としては十分の内容だった。

そんなトライアルを使って挑んだ皐月賞はペースが速くなると武豊Jは考え、後方からの競馬を選択したが、ペースがそこまで流れなかったことで、結果的には向かなかった。それでも上がり3Fは 33秒8の脚を使っていて（メンバー中1位）、しかも4コーナーでは勝ったジオグリフより4,5頭分外を回っている。その大きなロスがありながら着差は僅か0秒3の3着。振り返って見ると皐月賞で最も強い競馬をしたのはこの馬ではないか。ベストではない戦法でそれだけの競馬ができるなら、正攻法で競馬したらどれだけ強いのか期待は膨らむばかりだ。しかも前走を見る限り小回りの中山よりも直線の長い東京の方が明らかに合っている。

マイルのG1を勝っているということもあって2400mという距離に多少の疑問が持たれているが、体型を見る限りマイラーではないし、折り合いにも問題がないことから懸念材料が全くない。むしろマイルよりも2400mの方が合っている可能性も十分ある。ダービーを勝っていざ秋のフランスへ。 連軸としての推奨ではなく勝つとみて、武豊Jのダービー6勝目に夢を託す。

馬券は4.5倍以上なら単勝、以下なら馬連で4番＆馬単1着流しで12,15,18番に流す（〇は12番、▲は18番、△は15→4番の順）。