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クイーン賞

  • 2010年12月07日(火) 00時00分
 JRAから挑戦してきたブラボーデイジー・ミラクルレジェンド両馬は強力だが、TCKディスタフ快勝のザッハーマインもヒケはとらないはず。有力馬3頭に続く穴馬としては、地元船橋のトーセンバスケットと北海道のライネスゴルトをあげたい。

 ◎ブラボーデイジーは今年の2月に川崎のエンプレス杯を制覇した実力馬で、その時の武豊とコンビを復活しての挑戦は心強い。前走の武蔵野Sを3着して調子は上向きで、調教の動きも申し分なく、大柄馬なので斤量の増量は心配無用。

 ○ザッハーマインは南関東へ転厩緒戦のTCKディスタフを2番人気で勝ったが、直線で馬群をさばいてきた差し脚の鋭さは目を引いた。今回の追い切りはさらに良くなっており、差し馬だけに外枠でも心配はなく、JRA勢をおさえての重賞連勝も可能と見た。

 ▲ミラクルレジェンドは岩田とのコンビでジャパンダートダービー4着の実績があり、今回は4戦無敗の1800mだけに最も怖い存在だ。

 ×トーセンバスケットは追い込み一手の馬だが、地元のスパイラルコースを上手く使うことが出来れば好勝負に持ち込めるだろう。

 注ライネスゴルトは9月にショウリダバンザイの2着があり、2000mを使われ続けてきたタフさと51キロの軽量で軽視はできない。

◎ブラボーデイジー
○ザッハーマイン
▲ミラクルレジェンド
×トーセンバスケット
注ライネスゴルト

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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