前回推奨した東京11レースのペイシャエスは1着。予想とは違い、前半3F34秒6。青竜S以上のハイペースでしたが、道中4番手の内でじっくりと脚を溜め、直線でもギリギリまで追い出しを待つという前走の反省を存分に活かした好騎乗でした。ペイシャエスは本質的には小回りの方が合っていると思うので、まだまだパフォーマンスを上昇できるでしょう。今後が楽しみです。阪神11レースのアイコンテーラーは11着。3コーナー過ぎには手応えがありませんでした。レース後に亀田Jが「敗因は右回りだと思う」と語るように右回りは合わないのでしょう。得意の新潟で再起に期待です。
今回推奨するのは東京9レースと函館11レースです。

【函館11レース】これまで馬券圏内に入った15回の内10回が平坦コースで、昨年2,3勝クラスを連勝したのも平坦コースだった◎マイネルアルケミー。OPに昇級後も平坦コースでは差のない競馬ができていて洋芝適性も垣間見せている。近3走大敗を喫しているが、これは直線に坂があるコースだったことが影響しただけ。今回は久々に得意の条件に戻り、しかも1200ｍにしては先行馬がかなり少ないメンバー構成となれば内枠を利してすんなり先行できるだろう。開幕2週目で先行＆内有利の可能性が非常に高い中でこの競馬ができる可能性が高いのは大きなアドバンテージになるはずだ。人気は全くないが、ガラリ一変の可能性は秘めているとみて積極的に狙いたい。
馬券は単勝とワイドで7,9,11,14,15,16番に流す（○は15番、▲は14番、△は16→9→7→11番の順）。

【東京9レース】1勝クラスを勝った時のタイムが一週前の3勝クラスより速かった記録を持つ◎タイキラッシュだが、近走は嚙み合っていない。しかし4走前（1400ｍ）は前半3F33秒8という超ハイペースを先行してガス欠、3走前は合わない逃げ、前々走は芝、前走は終始前に馬がいて仕掛けがワンテンポ遅れ。敗因は明確だ。いろいろと噛み合わないと好走は厳しいが、地力的には足りるはず。ペースが流れなそうなメンバー構成もこの馬には追い風になりそうだ。休み明けで嫌われそうなここであえて狙い撃つ。
馬券は単勝とワイドで1,6,11,13,14番に流す（○は11番、▲は13番、△は6→14→1番の順）。