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東京大賞典

  • 2010年12月28日(火) 00時00分
 過去のデータでは、実力馬の苦戦するケースが目立つ。原因はGIレースを目一杯に使われた疲れと思われる。そんな点から、JCダートを使われて気合上昇のシルクメビウスを本命視する。先行馬が揃って展開も有利と見た。強敵はフリオーソ・スマートファルコン両馬だが、アドマイヤスバル・ワンダーアキュート・バーディバーディのJRA勢3頭も怖い存在だ。

 ◎シルクメビウスは昨年のジャパンダートダービー2着で、大井の2000mは経験済み。休み明けを2度使われて追い切りの動きが良くなり、大井コースを知り尽くした内田の騎乗で好勝負が期待できる。

 ○フリオーソはJBCでスマートファルコンの2着に敗れたが、敗因は調教がいつもより軽かったせいだろう。今回は見違えるような追い切りで、先行して抜け出す強さが復活するはずだ。

 ▲スマートファルコンは武豊が手綱を取ってから馬が変わった。2000mなら外枠でも無理なく先手を奪えるし、一気に逃げ切る可能性は高い。

 ×アドマイヤスバルは3回続けて騎乗の小牧が上手く内枠を生かせば、JCダート3着の実力を十分に発揮できる。

 注ワンダーアキュートの好調さと、池添の手が合う△バーディバーディも、実力的に差はなく、展開次第では上位食い込みが可能。

◎シルクメビウス
○フリオーソ
▲スマートファルコン
×アドマイヤスバル
注ワンダーアキュート
△バーディバーディ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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