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ニューイヤーC

  • 2011年01月11日(火) 00時00分
 過去10年間で1番人気馬の成績は[2-1-3-4]と苦戦しており、初対戦となる馬が多い今回も波乱の可能性は高い。好位で競馬のできるキスミープリンスの堅実さを中心視したが、先行するシービスティーと実力馬ダブルオーセブンも差はなく、穴馬としてはドラゴンウィスカー、リョウウン、ゴールドスガも要注意だろう。

 ◎キスミープリンスは浦和コースで4戦[3-1-0-0]と連対を外していない。好位で折り合うタイプだけに2番枠は好条件だし、当たりのいい御神本騎手なら心配は無用。調教も素晴らしい動きだった。

 ○シービスティーは前走を叩かれて気合上昇。今回はイチバンボシを行かせて2番手の競馬と思われるが、乗り慣れた左海騎手で絶好枠に恵まれ、優勝のチャンスは十分ある。

 ▲ダブルオーセブンの北海道での戦績はトップレベルで、仕上がり状態も申し分なく、名手戸崎を背に転厩緒戦から好勝負が可能と見た。

 ×ドラゴンウィスカーは長めから追われた調教内容が目立ち、マイペースで好位をキープなら、直線で使う一瞬の脚に期待が持てる。

 注リョウウンは外枠を生かした末脚勝負に出れば好戦は可能だし、△ゴールドスガも浦和で2着している決め手は軽視できない。

◎キスミープリンス
○シービスティー
▲ダブルオーセブン
×ドラゴンウィスカー
注リョウウン
△ゴールドスガ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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