京成杯は、
競馬総合チャンネルで注目馬に取り上げ、予想でも本命に推奨した8人気の
デボネアが2着。
デボネアは、単行本「重賞アプローチ」にも書かれている過去の京成杯を人気薄で激走した馬のパターンに該当するから、ヤケクソ…いや、機械的に選びました。
過去の京成杯にて、人気薄で馬券になった馬には「ダート経験馬」が多い傾向が見られます。
09年に13人気で3着の
モエレビクトリー、07年に9人気で3着の
アルナスラインはともにダートを経験している馬でした。
09年の勝ち馬
アーリーロブストは先週ダートのレース(大和S)に出走して3着。07年の勝ち馬
サンツェッペリンもダートでデビューした馬です。
京成杯がダート経験馬が走りやすいのは、この時期の中山芝の馬場状態が、例年ダート指向の強いタイプが走りやすい事に加え、レースの流れも東京や京都に比べてダート的な要素が強くなるからです。
今年の京成杯もレース時計は2分0秒9で決着したように、全体的にスピードも要求されたのですが、レース上がりは36秒もかかっています。
そして、上がりがかかる展開になりながらも、中段より前に位置した馬がなだれ込んでしまうのはダート的な流れのレースといえますので、ダート指向の強い馬が走りやすくなっているのでしょう。
先週は京成杯だけではなく、その他の芝レースでもダート適性の高い血統馬(血統ビームタイプWを持つ馬)や、近走ダート経験馬が人気薄で複数激走していました。特に内枠の馬や、近走先行経験馬が走りやすい傾向が見られます。
先週は、傾向は読めていたつもりですが、勝負レースで大きく勝つことができなかったのは大きなミスです。特に日曜の7レースなどは、確実に勝たなくてはならないボーナスレースだったと反省しています。
それだけに、重賞が当たってしまったのは本当にラッキーでした。しかしミスを帳消しにしてくれるラッキーはそうそうないことですから、今週は、勝負レースでミスなく仕事をして、日曜のメインレースは余裕の観戦と行きたいものです。
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