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TCK女王盃

  • 2011年02月01日(火) 00時00分
 過去10年間の成績からはクイーン賞(船橋1800m)組の活躍が目立つ。そのクイーン賞で1・2着したミラクルレジェンド・ザッハーマイン両馬を有力視したが、ラヴェリータ・シンメイフジ・ブラボーデイジーのJRA勢も侮れず、地方馬では2連勝中のショウリダバンザイに注目したい。

◎ミラクルレジェンドがクイーン賞でザッハーマインを差し切った強さは圧巻だった。小柄な牝馬ながら9戦5勝とダート適性は抜群で、牡馬相手のジャパンDD(大井2000m)で4着した実力から本命視する。

○ザッハーマインはクイーン賞でミラクルレジェンドに完敗したが、あのレースは逃げて目標になったからだ。続く東京シンデレラマイルでは、58kgを背負いながら差す競馬に転じて完勝。今回は雪辱のチャンスだ。

▲ラヴェリータは牡馬相手の重賞路線で健闘してきた実力の持ち主で、昨夏のスパーキングレディーCでは57kgをこなして快勝。ひと息入れての出走になるが、熱心な調教内容から好勝負になると見た。

×シンメイフジは関東オークスを制覇して以来7か月ぶりのレースになるが、仕上がり状態は万全で、ダート適性と内田の腕を信じたい。

注ショウリダバンザイは2連勝と本格化を見せ、得意な大井コースで最も怖い穴馬。△ブラボーデイジーは出遅れたクイーン賞で惨敗したが、武蔵野Sで3着した実力は侮れない。

◎10ミラクルレジェンド
○15ザッハーマイン
▲13ラヴェリータ
×2シンメイフジ
注8ショウリダバンザイ
△6ブラボーデイジー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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