過去10年間の成績からはクイーン賞(船橋1800m)組の活躍が目立つ。そのクイーン賞で1・2着したミラクルレジェンド・ザッハーマイン両馬を有力視したが、ラヴェリータ・シンメイフジ・ブラボーデイジーのJRA勢も侮れず、地方馬では2連勝中のショウリダバンザイに注目したい。
◎ミラクルレジェンドがクイーン賞でザッハーマインを差し切った強さは圧巻だった。小柄な牝馬ながら9戦5勝とダート適性は抜群で、牡馬相手のジャパンDD(大井2000m)で4着した実力から本命視する。
○ザッハーマインはクイーン賞でミラクルレジェンドに完敗したが、あのレースは逃げて目標になったからだ。続く東京シンデレラマイルでは、58kgを背負いながら差す競馬に転じて完勝。今回は雪辱のチャンスだ。
▲ラヴェリータは牡馬相手の重賞路線で健闘してきた実力の持ち主で、昨夏のスパーキングレディーCでは57kgをこなして快勝。ひと息入れての出走になるが、熱心な調教内容から好勝負になると見た。
×シンメイフジは関東オークスを制覇して以来7か月ぶりのレースになるが、仕上がり状態は万全で、ダート適性と内田の腕を信じたい。
注ショウリダバンザイは2連勝と本格化を見せ、得意な大井コースで最も怖い穴馬。△ブラボーデイジーは出遅れたクイーン賞で惨敗したが、武蔵野Sで3着した実力は侮れない。
◎10ミラクルレジェンド
○15ザッハーマイン
▲13ラヴェリータ
×2シンメイフジ
注8ショウリダバンザイ
△6ブラボーデイジー