テンの緩さとハンデとスペシャリスト。七夕賞の傾向を考えます。
条件:福島 2000m ハンデ
まず目に付くのはテンの遅さ。
過去5年平均は35.82秒。
福島記念の平均が35.12秒であるのに対してテンがここまで遅くなっているのは、コース形態以外にも理由があることを示しています。
それは集まるメンバーの差だと考えます。
今回も近走で逃げた馬のテンは遅いものばかりで、例年のペースが想定出来そうです。
ハンデはある程度緩急が付いた流れで?
中盤が一切緩まずハイレベルとなった2006年は掲示板の斤量平均が57.1(「掲示板斤量指数」とか言っても良さそう)。
2010年のドモナラズ(52キロ)が好走した時は12.8の緩みがありました。
2009年のアルコセニョーラ(53キロ)の時は12.6。
個人的には軽いハンデの馬は瞬発力を活かせると考えているので、あまり底力の問われない流れの方が好走しやすいと思います。
そしてスペシャリストの存在。
福島2000mはリピーター好走が毎年のように起きています。
ミヤビランべリ、グラスボンバー等は典型例と言えるでしょう。
結論としては、テンのスピードが問われない小回りらしい流れを好走したことのある馬が有利となります。
現段階では、斤量がいきなり軽くなりテンのスピードの問われない小回りで善戦しているニシノメイゲツ、広いコースは見せ場無しも小回りの一貫ペースで指数を安定させるトップゾーン辺りを推しておきたいと思います。
好きな馬。ゴールドシップ、エピファネイア、エスポワールシチー、アロマティコ、キクノストーム、ドリームノクターン、リオンディーズ、リスグラシュー2013年119%→2014年105%...
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