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netkeiba

金盃

  • 2011年02月15日(火) 00時00分
 9歳馬ボンネビルレコード・マズルブラストの実績は抜けているが、古馬勢に世代交代の流れを感じ、私はスーパーパワーを本命視する。穴馬の筆頭はツルオカオウジと見たが、サイレントスタメン・カキツバタロイヤルも軽視はできない。

 ◎スーパーパワーは勝島王冠を制覇して東京大賞典に挑んだが、レコード決着の逃げ切りには歯が立たなかった。しかし、このメンバーで54kgなら優位は揺るがない。仕上がりも順調である。

 ○ボンネビルレコードは9歳でも衰えを感じさせない出来をキープして、あとは名手・的場にすべてをゆだねる。時計のかかる馬場は得意な点と56kgの斤量で、スーパーパワーとの好勝負に持ち込めるはず。

 ▲ツルオカオウジは乗り慣れた町田の騎乗に加え、53kgの軽量と好枠を引いて最も怖い穴馬といえる。5勝している大井コースで、うまく好位でためられれば、黒潮盃以来の重賞制覇も夢ではない。

 ×マズルブラストは乗り難い馬なので初騎乗の騎手で割り引いたが、実力は軽視できない1頭で、馬券的におさえておく必要はある。

 注サイレントスタメンは時計のかかる馬場は得意で、強靭な末脚は要注意だ。

 △カキツバタロイヤルは2000mなら侮れず、好調な森の騎乗も魅力である。

◎3スーパーパワー
○15ボンネビルレコード
▲4ツルオカオウジ
×2マズルブラスト
注8サイレントスタメン
△10カキツバタロイヤル

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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