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東京スプリング盃

  • 2011年03月08日(火) 00時00分
 大井1400mは圧倒的に内枠が有利で、その内枠を引いたヤサカファイン・ケイアイゲンブ・ジーエスライカーの主力争いと見た。他では復調のうかがえるフジノウェーブを筆頭に、上り馬インプレッションと短距離は得意なディアーウィッシュの3頭も侮れない。

 ◎ヤサカファインは3カ月ぶりのレースになるが、入念な乗り込みで仕上がりは万全。1番枠なら楽に好位が取れると思われ、東京盃でサマーウインドをハナ差まで追い詰めた実力を、今回も信じたい。

 ○ケイアイゲンブは他の有力馬に比べて56キロは断然有利。好位で折り合える自在性と引き続き戸崎の手綱、加えて得意な重馬場で優勝の可能性は高まった。

 ▲ジーエスライカーは一気に逃げるタイプだけに、初騎乗の三浦でも心配はない。好枠と重馬場を味方に、好勝負に持ち込めるはず。

 ×フジノウェーブは昨年の優勝馬で、久しぶりを2度使われて調子を取り戻しつつあり、乗り慣れた御神本で軽視は禁物。

 注インプレッションはゲートの不安を抱える点で、おさえの評価とする。

 △ディアーウィッシュは得意の短距離と内田の騎乗で2・3着は可能だろう。

◎1ヤサカファイン
○4ケイアイゲンブ
▲2ジーエスライカー
×8フジノウェーブ
注15インプレッション
△10ディアーウィッシュ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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