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函館記念 傾向 +巴賞との関連

  • 2012年07月14日(土) 19時51分
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まだ見せていない底力。函館記念の傾向を考えます。

コース形態を大雑把に見ると、
前4Fで3m下り、中盤4Fで3m上り、ゴールまでに1m下る、となっています。
テンは下りのため洋芝の割にスピードが出やすく(といっても距離短縮の適性を示す馬は好走できません)、中盤は集まるメンバーのタフさや直線の短さ故に前を意識した人馬が多いためにあまり緩まず、結果として上がりがかかるのが基本となっています。

函館記念を3連覇したエリモハリアーはどんな馬か考えてみると、
不良馬場で上がりが異常なまでにかかった2005年の巴賞のこのラップを
12.6 - 12.2 - 12.9 - 12.8 - 13.0 - 12.7 - 12.6 - 12.8 - 13.4
捲くって上がり1位を繰り出して勝っており、上がり1位だった時のレース上がりの遅さや過去にマクリでの好走をしている点から、厳しい流れで相対的に速い上がりを繰り出せる底力型の差しでした。
いかにも函館記念にピッタリの適性を持っていたと考えられます。

キーとなるのは、「厳しい流れでの相対的な上がりの速さ」と言えるでしょう。


・巴賞からの狙い目は?
個人的な印象ですが、巴賞より上がりがかかるのが(+距離が伸びて)函館記念になるため、緩急のある流れなら差しきれていない馬のほうがチャンスはあると思います。
典型的なのは2008年の巴賞→函館記念の流れ。
時計自体は巴賞の方が優秀に思えるために直結するのでは? と思いがちですが、レース上がりに注目すると「35.8秒」→「36,9秒」の流れ。
巴賞では上がり1位(35,2秒)で4着だったトーセンキャプテンが函館記念を上がり2位(36,2秒)で差しきることが出来ました。

ペースと上がりがある程度リンクしないと、巴賞の順列のまま函館記念で結果になることは少ないでしょう。

ざっと見て推薦できそうなのは・・・。
ちょっと難しいですね。
テンで行く馬がおらず、後半のスパート戦になった時は長距離指向やスパート耐性を京都で何度も見せているロードオブザリングが良いと思いますが、最終的には函館記念らしい馬を選んでみようと思います。

カピバラ
カピバラ
19 86 155

好きな馬。ゴールドシップ、エピファネイア、エスポワールシチー、アロマティコ、キクノストーム、ドリームノクターン、リオンディーズ、リスグラシュー2013年119%→2014年105%...

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