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東京スプリント

  • 2011年04月19日(火) 21時00分
 中央の有力馬サマーウインドが出走を回避したため、地方馬ヤサカファイン・ジーエスライカー・フジノウェーブ・ナイキマドリードの主力争いと思われ、久々を使われて良化のヤサカファインを本命に推す。中央馬ではティアップワイルドが怖い。

 ◎ヤサカファインは太目の前走を叩かれて気合が一変し、昨秋の東京盃でサマーウインドに2着している実力から連軸はかたそうだ。今回は56キロの斤量と好枠も強い味方といえる。

 ○ジーエスライカーはテン乗りの三浦で東京スプリング盃2着と健闘。前回と同じ内枠に恵まれ、距離が1200mに短縮されれば優勝の可能性は高まった。三浦も2度目の騎乗で好勝負に持ち込めるはず。

 ▲フジノウェーブは前走の東京スプリング盃を勝ち、スプリンターとしての実力は認めるが、9歳馬という点で惑星の評価が妥当だろう。

 ×ナイキマドリードがJBCスプリントでサマーウインドに2着した実力は侮れず、久々でも仕上がりは万全だけに最も怖い存在だ。

 注ティアップワイルドは中央ダート1200mのスペシャリストで、大井は初コースながら一瞬の決め手は軽視できない。

 △ミリオンディスクは熱心に乗り込まれた調教内の良さを警戒したい。

◎4ヤサカファイン
○3ジーエスライカー
▲12フジノウェーブ
×11ナイキマドリード
注15ティアップワイルド
△8ミリオンディスク

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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