前回推奨した東京11レースのガイアフォースは2着。終始砂を被る形で、初ダートの馬にしてはかなり厳しい競馬を強いられましたが、4コーナーで上手く外に持ち出すと、最後まで脚を伸ばして2着に喰いこみました。ダート適性はかなり高いと思いますし、距離的にもマイルが一番合っていると思うので、今後は芝・ダート問わずマイルを使ってきたときは要注目です。
今回推奨するのは中山12レースと阪神11レースです。

【阪神11レース：自信度B】阪神は【3−0−1−1】とかなり得意にしている◉オ―ロイプラータ。近4走ですべて上り最速を記録しているように、堅実な末脚を武器としているが、OP昇級後の近2走は不完全燃焼なレースが続いている。OP昇級後初戦となった2走前（カノープスS）は終始内を回った馬が掲示板を独占する中、終始外を回り4コーナーでも最内から8頭分くらい外を回らされる形に。それだけのロスがありながら追い込んで3着に入ったレース内容は着順以上に濃いものだったと言えるだろう。そして、前走の東海Sは上位を先行馬が独占するレースに。そんな中でも上り自体は2位の馬よりも0秒6速い脚を使っており、重馬場＆展開に泣いたことは明らかだ。今回は先行したい馬が複数いることから流れが向かないということはなさそうだし、1枠2番という内枠を確保したこともプラスに働くはずだ。近2走で見せた能力の高さを見直す。
馬券は馬連で6,8,11番と馬単で◉→16番（◉2番、〇8番、▲6番、△は11→16番の順）

【中山12レース：自信度B】道中は4番手の外からレースを運び、4コーナーでスムーズに外を回って加速すると、残り150ｍ地点で先頭に立ち、そこからは差を広げる一方だった3走前の◎カラパタール。2着馬に2馬身半差をつけるまさに快勝と言える内容に加えて、勝ち時計の1分10秒5も同日の2勝クラスより0秒2速い時計で、時計面でも評価のできる勝ち方だった。2勝クラスに昇級後の近2走は舞台が合わなかったり、スムーズさを欠いたりした印象が強く、決してクラスの壁は感じない。今回は強い勝ち方だった舞台に戻り、大外枠でスムーズな立ち回りが期待できる局面。一変があっていいはずだ。
馬券は単勝とワイドで7,10,12番に流す（◎16番、〇12番、▲10番、△は7番の順）