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シュタルケのコメント

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  • 2012年09月20日(木) 13時30分
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 デインドリ-ムの主戦シュタルケがオルフェーヴルをアルクでの強敵の一頭に挙げていることをニュース(yahoo&スポニチ)で知りました。ニュースソースのレーシングポストのその部分を改めて読んで見ました。むろん同じことを言っているのですが、紹介とはまた違った「感じ」を受けたので、その部分、引用してみます。

He said: "He was impressive in the Prix Foy. There was not a lot of pace in the race and he has not been in Europe for very long, so I think he will improve for the run."

シュタルケ:「フォワ賞での彼(オルフェーヴル)は印象的でした。レースは速い流れではなかったし、彼はヨーロッパに来てまだ日も浅い。だから本番のレースではずっと良くなると思うよ。」

 意味に変わりはないのですが、読み直すと、ぼくにはシュタルケのコメントからかなり重要な部分がみえてくるようです。
 あの作為的な、とんでもないスローペースは、まず本番までそれほど日数のないオルフェーヴルへの負担を軽くすること。つまり、できるだけ疲労を残さずに、終いだけの競馬にしてしまうこと。それを意図的に行ったのではないでしょうか。(他の強豪馬たちはG?の激戦で見えない疲労がたまっているはずです。)同時にあのレースでは、折り合いや芝やコースを確認することができました。さらに一カ月以上の滞在期間はオルフェーヴルにとって有利に働かないはずはありません。つまり陣営はフォワ賞を――まあ、トライアルなのだから当たり前と言えば当たり前なのですが――かなり強めの理想的な調教の一環とみなしていたのではないかと思うのです。
 以上のことをシュタルケは短いコメントの中で正確に言い表しているのではないでしょうか。
 ぼくには、デインドリームその他の強豪を振り切って最初にゴールを駆け抜けていくオルフェーヴルの姿が目に見えるようです。
「オルフェーヴル強い…!」
 アナウンサーが絶叫しています。

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