スマートフォン版へ

グリフィンゲート、ベストの1200mなら/NST賞

  • 2011年07月25日(月) 18時00分
  • 0
◆日曜新潟11R・NST賞
・グリフィンゲート
 開幕週の北陸Sを抽選除外となったが、その後はここ目標に切り替えて入念な乗り込み。13か月ぶりとなった前走の鳴門Sは不向きの1400m戦、その上に関西遠征が重なったが、それを克服しいったん見せ場をつくっての3着は地力の裏付けを示すもの。前走が中4週のレース間隔となるが、7日に5F65秒台を馬なり、13日も5F62秒台を再び馬なりでマーク。1週前追いの20日は5F73秒6-3F42秒5と、抑え気味に終始したが、開幕週で除外があったことを考えるとこの内容で十分。今回、格上挑戦となるが、それだけにハンデも恵まれるはずで、ベストの1200m戦ならスピード能力でもヒケはとらない。あとはスタートを互角に出られれば好勝負間違いなし。

◆日曜新潟10R・豊栄特別
・カピターノ
 本格的な追い切りは、今週が2本目だが、牧場で乗り込んできたらしく動きに重さなし。鞍上の柴田大知騎手が軽く仕掛けると、素軽い伸び脚を見せた。気合いのりも良く、力を出せる状態と思える。500万を勝ち上がったのが新潟コースだし、昨年の火打山特別(1000万下)では、勝ったサクラミモザと同タイムの3着。得意と思えるコースの今回は、狙い定めた一戦。

◆日曜函館10R・かもめ島特別
・レインボーダリア
 函館初戦は輸送熱が出た関係もあって4着。次走は、その影響が微妙に残って3着。人気を集めながらも不完全燃焼が続いているが、3戦目の今回は「万全」と断言できる状態。事実、1週前の追い切りでは、格下を4馬身追いかけてうなるような気合いで併入(67秒2-52秒2-39秒=馬なり)。本来の迫力を完全に取り戻していた。さらに、牝馬限定戦+ベストの1800mとくれば、いよいよ取りこぼしは考えにくい一戦。もちろん断然人気になるだろうが、この馬には逆らえない。

◆土曜新潟9R・寺泊特別
・キングレオポルド
 降級しての前走500万下。前を射程圏に入れ好位で折り合いをつけたが、超スローペースなうえ、馬群の外を通らされたぶん勝ち馬を捉えきれずクビ差の2着。地力は見せたものの仕方のない内容。1週前の追い切りは同格グァンタナメラを5Fから2馬身追走して70秒0-上がり39秒0。時計そのものは速いとは言えないが、手応えで圧倒し、格の違いを見せた。500万クラスでは間違いなく能力は断然。普通のペースなら差し切り濃厚。

◆日曜新潟9R・燕特別
・ストーンヘンジ
 先週はウッドチップで70秒0-40秒1、併せた格下馬に胸を貸しながら余力たっぷりにゴールイン。500kgを超える大型馬だが重苦しさはまったくなく、体全体を使ったパワフルな走りは迫力満点。初勝利を挙げた前走と同じ新潟2000mのここまで待機したが、体を緩めることはなく、好気配をアピールしている。まだ競馬に不器用なところは残るが、爆発的な末脚の持ち主。新潟外回りコースなら不発はなく、昇級戦でも壁にはならない好素質馬。

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング