先日、国外居住馬主K・Cタン氏のJRA第一号馬が登録されました。同氏はシンガポール在住の医師で、昨年にJRA馬主資格を取得。
所有馬には、日本産馬でシンガポール3冠を達成したジョリーズシンジュがいますから、その走りには期待ですね。名前はハレー、所属は美浦の和田正道厩舎です。
と、言う訳で今回は、シンガポール遠征記(2)です。まずは、パドック。シンガポールは毎週、金曜と日曜日の開催。金曜日は18時台からスタートのナイター、日曜日は12時台からのアフタヌーン競馬です。
私が訪れたのは金曜なので、空は闇に包まれ、照明に浮かび上がる競走馬の毛色や立ち上る熱気の美しい事!何とも幻想的でした。パドックの掲示板の下にある軒下。パドックで騎手が騎乗の際に、この場所を使っていました。
他の馬の歩行を邪魔しない様になのでしょうか・・・?その屋根の下にはミストが出る扇風機が設置してあり、暑さ対策がなされていました。
日本も、夏の開催の新潟や小倉などでは、こういう対策を取っても良いのではないかと思います。また、関係者・馬主は、パドックの真ん中に入るのではなく、この軒下箇所に集まります。これは、馬主、競馬ファンの満足感を足して割った様な見事な対処だと思いました。
場所が変わって、検量室です。前回書きましたが、これはパドックと馬場を繋ぐ馬道の途中にあります。この検量室まで騎手はこれで上がってきていました。
この画像は、騎手が休んでいる所を撮ったものではなくって・・・シンガポールでは、座って検量するんですね(・▽・) 椅子に座ると、目の前の係員の机に数値が掲示されます。
ゴール前、ターフビジョンの前にあるこの空間。前回載せた全体図のこの部分。これも実は、検量の機会なんです!これが体重計になっていまして、レースを終えた騎手は、順にこれに乗ります。これも、ファンから見えるエリアでされている事で、好感を持てました。
そして、全体図のこの部分にはウイナーズサークルが。二着以下の馬はここへ。そして、勝ち馬はここへ入ります。と、今回はここまでにしておきます。実はこのコラム800~1000字程度で書いてね、というものなのですよ。
最後に今週の予想も忘れずに見てください!今回は外めの枠で、先行出来るスズジュピター、スペシャルハート、マイネルクラリティを狙います。枠連BOXで勝負!