先週の金曜日、山本茜ちゃんが2勝を挙げました。その翌朝、一緒に併せ馬をしていたときのことです。
茜ちゃん「先々週は内田さんのゴールデンステッキのおかげで、着に入れました」
ピンク「2着、3着、4着だったね」
茜ちゃん「昨日は勝負ズボンまで貸してもらったら、2勝できました!」
ピンク「おめでとう。僕ら、一心同体だね?」
茜ちゃん「で、この馬は掛かりますか?」
競馬も日常も、だいぶ韓国スタイルに馴染んできた彼女。スルーも上手くなりました(笑)。
というか、今まで僕が勝てていたのは、道具のおかげだったんですね。実力で勝ってると思ってたのに〜(笑)。
日本と韓国では、ステッキの長さの規定が異なります。日本は「77cm」まで大丈夫なのですが、韓国では「70cm」なんですよ。茜ちゃんは「長い」と指摘を受けたので、ステッキを貸したわけです。僕のステッキは「65cm」。この長さであれば、どこの国でも使えるはずです。
僕のステッキは、グリップの部分をピンクの革で編んであります。中には竹が入っています。グリップがゴムでできている既製品のステッキは、何度も握っているうちにゴムが痩せて細くなってしまうのですが、このステッキだと太さがずっと変わらないんですよ。
細くて柔らかいのが好きな人。太くて長いのが好きな人。好みは人それぞれです。
僕はグリップが太いほうが威力が増すというか、馬にこちらの想いを伝えやすいような気がします。そして硬いほうが“戻り”がいいから、鞭を入れるタイミングを1回置きや2回置きに変える際に対応しやすい。リズムを変えても合わせやすいんです。
そんなわけで、僕は太くて硬いのが好きです(*´0`)=3
P.S.
8月いっぱいで、釜山での騎乗期間が満了となります。今月中に韓国へお越しになる方は、ぜひ釜山慶南競馬公園(ブサンキョンナムキョンマゴンワン)に、Mr.PINKを見に来てくださいね。
9月の予定はヒ・ミ・ツ☆