前回推奨した東京11レースのカズペトシーンは2着。ペースが速かったことで展開がハマったことは大きかったですが、今回も鋭い脚を使って追い込みました。初の1600ｍもこなせたように、今は馬が充実していますし、今後も要注目です。12レースのピックアチェリーは5着。こちらは逆に超スローペースになり、今回も上り3Ｆ32秒代の脚を使ったものの、後方勢には厳しいレースとなってしまいました。ただ、２勝クラスを勝てる能力はあるので、すぐにチャンスは回ってくるでしょう。
今回推奨するのは東京11レースと京都11レースです。

【京都11Ｒ：自信度Ａ】逃げ馬がコンクシェルしかいないメンバー構成。1000m通過時計が1分よりも遅くなるのが例年の傾向だが、今年も例に漏れず、この傾向の通りとなりそうだ。スローペース濃厚という予想に加え、圧倒的１番人気のレガレイラは後方から運ぶことを考えれば、狙い目は好位～中団あたりで運べる馬ではないか。この予想を踏まえて、◉キミノナハマリアの一発に期待する。使い詰めでレースを使うとパフォーマンスを落とすタイプで、逆に２か月以上間隔を空けたレースでは【3―0―2―2】と好成績を残す。前走の札幌日経OPの３日後には、千田師がこのエリザベス女王杯に直行することを明言。賞金が少ない立場ではあるが、得意ローテに合わせて早くからこのレースに照準を合わせてきたのは好感が持てる。京都コースは２勝クラス時に圧勝している舞台で、舞台設定にも不安はない。鮫島克駿Ｊの初Ｇ?制覇に期待してみたい。
馬券は単勝、複勝、ワイドで2,8,11番に流し、3連複は◉→2,7,8,11番→1,2,4,7,8,11番のフォーメーション（◉9番、〇8番、▲11番、△は2→7→4→1番の順）

【東京11Ｒ：自信度B＋】前走は４コーナーまでスムーズに運び、勝負どころの手応えはかなり良かった◉アサヒ。しかし、直線では全くスペースが開かず、完全に脚を余して９着。もったいなさすぎるレースぶりだった。２走前は前残り馬場、３走前も超スローペースによる展開不利と運に見放されている印象で、決して力の衰えは感じない。ひっかかる癖があるため、1400mがピッタリ。３勝クラスを制した今回の舞台で着順は一変する。
馬券は単勝とワイドで8,9,11,15番に流す（◉2番、〇9番、▲8番、△は11→15番の順）