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日本テレビ盃

  • 2011年09月22日(木) 18時00分
 帝王賞で大井2000mのレコードタイムを1秒7短縮したスマートファルコンは、今回も一人旅の逃げで頭は不動と見た。2着は地方の雄フリオーソと上り馬カキツバタロイヤル両馬の争いと思われるが、中央馬のフリソ・ピイラニハイウェイも軽視はできない。JBCクラシック→東京大賞典へつながる見逃せない交流重賞で、馬券的な興味は3連単狙いだろう。

◎スマートファルコンは2着に9馬身差をつけて圧勝した帝王賞の後、夏場は牧場でリフレッシュされて仕上がりは万全。3連単はこの馬で固定して、2着候補をフリオーソ・カキツバタロイヤルとするのが妥当と思われる。

〇フリオーソの手綱を取る戸崎の立場になって考えれば、スマートファルコンの2番手を無理なく追走しながら、2着の座を確保したいはず。調教の動きに調子落ちは見られず、得意な地元コースで逆転の可能性は残されている。

▲カキツバタロイヤルは前走を快勝して、馬の動きがさらに良くなった。今回も同じ1800m戦で、引き続き石崎駿となれば、最も面白い穴馬といえる。小柄な馬だけに56キロも有利である。

×フリソは1700mの持ちタイムに遜色はなく、三浦騎手との相性も良く、先行タイプの主力馬に誤算があれば鋭い決め手が生きる。

注ピイラニハイウェイは最内枠と川田の騎乗で、3着におさえたい穴馬。

◎12.スマートファルコン
○13.フリオーソ
▲07.カキツバタロイヤル
×06.フリソ
注01.ピイラニハイウェイ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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