かなりの好メンバーが揃った今年の東京盃。どの馬を本命にするか悩んだ結果、スーニにしました。
長い長い低迷期が続きましたが、前走で完全復活! 陣営も川田騎手もこの馬のために力を尽くしてきたし、本当に嬉しい復活です。ムキムキの好馬体で、とても前向きな性格。好調時には誰も止められないくらいの強い走りを見せてくれますが、一度リズムを崩すとなかなか立ち直れないのもこの馬の特徴。
今回の長い低迷期は、特に体というよりも精神的な部分が大きかったようですね。自信を取り戻した今、再び強さを発揮してくれると信じています。
対抗はドスライス。クラスターカップでの圧倒的な強さには正直驚きました。結果を出す時はスタートを上手に決めてすんなり先行できた時。まだゲートに課題が残る分、1枠1番で出遅れた時のことがちょっと不安なので対抗に。かなり相手が強化されますが、ここで結果を出して、新スプリント王に近づいてほしい存在です。
セイクリムズンがこのメンバー相手に56キロで出走できるのはかなりオイシイ材料。中央重賞2勝を挙げているし、初の地方登場となった、かきつばた記念では、楽な競馬で快勝。これまでの成績を考えても上位争いは必至です。
どちらかというと、左回りの方が得意とはいえ、前走小回りの名古屋できっちり走れているし、あまり死角は見当たりません。ゆいいつ注文をつけるとしたら、休み明け。追い切りを見ると、かなりしっかりと乗り込まれているようですけどね。夏戦ってきた馬たちが、どこまで通用するか見どころです。
ラブミーチャンは、今までの逃げ一本という脚質から、相手のペースで走ってもうひと伸びするという進化を見せました。なかなか体がしっかりしないので、調教で攻めることが難しいですが、それでも強敵相手に頑張ってくれています。
最近ゲートの中で横を向く癖が出ていますが、このメンバーに入ってもスピードはピカイチ☆スパっとゲートを決めて、快速娘の本領を発揮する展開に持ち込んでほしいです。
◎08.スーニ
○01.ドスライス
▲11.セイクリムズン
△10.ラブミーチャン