本日、めでたく誕生日を迎えたMr.PINKです。いよいよ50代に突入します。まあ、歳は50でも心は少年、15歳くらいですからね。コンビニでケーキを買ってきて、ひとりバースデーパーティを行います(笑)。
10月1日から、盛岡競馬場での騎乗がスタートしました。パドックではお客さんからあたたかい声援をいただいて、ふるさとに帰って来たなあ…と、しみじみ思いました。
1か月ぶりのレースということで不安もあったのですが、初日の4戦目で勝つことができました。勝ち星をプレゼントしてくれたホッカイナシュアは、今回所属させていただいている佐藤祐司厩舎の馬。自厩舎の馬で勝つのは最も大切なことですから、まずはホッとしましたね。
先日、水沢のスナック「どらむすこ」を訪ねたときのことです。僕たちが店に行くと、先客がいました。どことなく緒方拳の若い頃に似ているその彼は、スナックで飲むにはまだ若すぎるような青年で、「ママの彼氏?」なんて冗談話をしていると…。
その青年は競馬ファンで、しかもこの「ちょっとピンクな話」を読んでいるというではありませんか。「ピンクな話」に「どらむすこ」のことを書いたのを読んで、時々お店に来るようになったんだそうです。
「今日は夢のような気持ちです」と言われて、なんだか嬉しくなった夜でした。僕に会えて嬉しいと思ってくれる人がいるのは、幸せなことですね。それがたとえ男性でも(笑)。
さあ、10月10日(月)の「岩手競馬を支援する日」が近付いてきました。東京競馬場で行われる南部杯には、ロックハンドスター&菅原俊吏くんと、ゴールドマイン&齋藤雄一くんが参戦する予定です。俊吏くんも齋藤くんも伸び盛りで、これからの岩手競馬を背負って立つ若者。大舞台での騎乗はかけがえのない経験になるでしょう。
同じ10日には、盛岡競馬場で絆カップという重賞が行なわれます。僕は笠松のトウホクビジンに騎乗させていただく予定です。85戦目を迎える彼女と一緒に、精いっぱい頑張りたいですね。
久しぶりにレースに乗って、「やっぱり競馬は楽しいな」と感じました。そして、岩手のみなさんに再会できたことを、あらためて嬉しく思います。
生きているということは、本当にありがたいことですね。自分にできることを、一生懸命やっていきたいと思います。遅ればせながら、“心をひとつに”頑張ります!