前回推奨した東京10Rのエミサキホコルは3着。砂を被る苦手な競馬ながら最後はしっかりと脚を伸ばす好内容でした。やはりこの舞台は合っています。11Rのショウナンマクベスは6着。想定とは違う後方からの競馬で良さが出ませんでした。京都11Rのプラダリアは6着。超スローペースであの位置では厳しいものがありました。もう少し積極的に乗ってほしかったところです。
今回推奨するのは東京11Rと京都11Rです。
【京都11R:自信度A】前走は逃げを取ったものの、一息入れかけたところで2番手の馬に絡まれて結局息を入れられなかった◉アサカラキング。そんな中でもナムラクレアやマッドクールといった実力馬に大きく負けなかったことは一定の評価ができる。近走はハイペースを先行する形や本質的に向いていない1200m戦での敗戦。昨年の阪急杯で2着だったように、マイペースで運べれば重賞でも通用するのは明らかだ。今回は逃げ馬が他に不在なうえに、先行馬もほとんどいないメンバー構成。近走の中では最もペースに恵まれる公算が大きい。最終追いでは坂路で4F49秒3―ラスト1F12秒2という好時計を馬なりでマーク。太鼓判を押せる素晴らしい状態だ。待望の重賞制覇に期待したい。
馬券は単勝と馬連で8,13番に流し、3連複は◉→8,13番→1,3,8,10,13,16番のフォーメーション(◉6番、〇8番、▲13番、△は10→1→16→3番の順)
【東京11R:自信度B+】近5年のステイヤーズSの良馬場開催時の平均5F通過は64秒6。一方でダイヤモンドSのそれは62秒4。つまり同じ長距離戦でもステイヤーズSの方が圧倒的にスローの傾向が強い。昨年のステイヤーズSも同64秒3という超スローペースになり、折り合いを欠いていた◎マイネルケレリウス。そんな競馬でも後方からじりじりと脚を伸ばして3着馬とはわずか0秒1差の7着。レース後に石川Jが「長距離の適性を感じた。慣れてくれば大きいところを狙える」と言うほどステイヤーとしての素質は高い。今回は折り合いをつける調教を意識的に行い、しっかりと実戦に備えてきた。ペースが流れやすいダイヤモンドSなら前走からの前進は確実だ。
馬券は単勝とワイドで9,13番に流し、3連複は8番との2頭軸で1,9,11,12,13番に流す(◎14番、〇8番、▲13番、△は9→1→11→12番の順)
一番好きな馬はノーブルマーズです。
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