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埼玉栄冠賞

  • 2011年10月18日(火) 18時00分
 コーナーを6回通過する1900mは先行馬有利の流れになると思われるが、浦和コースに実績のあるボランタス・カキツバタロイヤル・キスミープリンスの3頭を有力視。穴は中央から転厩緒戦を快勝したタカオセンチュリーを筆頭に、状態が良くなっているキングバンブー・イーグルショウだろう。

 ◎ボランタスは休養明けを2度使われて本調子を取り戻した。浦和コースは1勝2着1回と連対を外しておらず、向う正面から一気に仕掛ける勝ちパターンで連軸はかたいと見た。

 〇カキツバタロイヤルは小柄な馬だけに58キロは気になるが、このコース2戦2勝の実績を高く評価して対抗馬に推す。

 ▲キスミープリンスは東京ダービー(3着)→ジャパンダートダービー(4着)と力を付けており、引き続き御神本の手綱でインコースに恵まれて優勝の可能性が出てきた。

 ×タカオセンチュリーは転厩緒戦の1200m戦を差し切りがちして実力を証明し、今回は得意の中距離戦で最も怖い存在といえる。

 注キングバンブーは復調気配で的場が上手く先行できれば好勝負になる。

 △イーグルショウは中距離をこなすタイプで、好調子だけに侮れない。

◎3.ボランタス
○6.カキツバタロイヤル
▲2.キスミープリンス
×8.タカオセンチュリー
注7.キングバンブー
△9.イーグルショウ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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