前回推奨した中山11Ｒのエコロデュエルは１着。大生垣を越えたところで先頭に並びかける今までにない強気の競馬でしたが、持ち前のスタミナを生かすには最高の競馬で、直線を迎えた時には独断場。最後の障害でヒヤッとする場面はありましたが、終わってみれば２着馬に８馬身差をつける大楽勝でした。これまでずっとコンビを組んできた草野太郎騎手だからこそできる素晴らしい騎乗だったと思います。大障害でも期待は高まります。阪神11Ｒのミッキーヌチバナは４着。かなり手応え良く追走できていて直線でも２着はあるかという手応えでしたが、最後は伸びを欠きました。結果的に展開が後方有利でしたし、それを考えれば悪くない内容だったと思います。条件が揃えばまたやれる馬です。
今回推奨するのは中山11Ｒです。

【中山11Ｒ：自信度Ａ】前走は１分59秒９という京成杯レコードで勝利した◉ニシノエージェント。この時計は従来のレコードを持っていた昨年のダノンデサイル（のちのダービー馬）の時計を０秒６も上回るもので、その価値はかなり高いと判断できる。４コーナーで馬群に怯まずスムーズに進出してきたレース内容からも分かるようにレースセンスも抜群だ。今年は持久力を生かしたいタイプが多く、ハイペースになる公算が大きいが、その点でも1000m通過58秒５という京成杯の流れを経験しているのは大きな強み。さらにCコースで内枠有利な状況を考えれば、枠順も１枠１番というこれ以上ない素晴らしいところを引き当てた。人気薄ではあるが、これまでの経験値は人気上位馬にも全く劣らない。大仕事をやってのける。
馬券は単勝、複勝、ワイドで10番、3連複は5,8,10,11,15,16番に流す（◉1番、○10番、▲16番、△は5→15→11→8番の順）