大井1600mは「逃げ・先行タイプが有利」というデータが出ているものの、今年は一息入れた馬の出走が多く、当日の仕上がり状態を見極めることがポイントになる。十分に追い切られたツルオカオウジを本命視したが、上り馬のケイアイゲンブと中央から転厩したセントラルコーストが怖い存在で、ザッハーマイン・ルクレルク・スーパーパワーも要注意の馬たちである。
◎ツルオカオウジは5か月ぶりのレースになるが、長目を何回も追い切られて仕上がりは万全と見た。怪我から完全に立ち直った町田の手綱も心強く、得意な大井コースなら信頼できる軸馬といえる。
〇ケイアイゲンブの強みは順調に使われている点で、前走を勝って馬体の充実が目立つ。好枠を生かす競馬に持ち込めば、好勝負は可能だ。
▲セントラルコーストは転厩緒戦になるが、中央時の実力は軽視できず、追い切りの動きの良さからも、あっさり勝つシーンまで考えたい。
×ザッハーマインの先行力は高く評価できるが、5か月ぶりの仕上がり状態が今一息で、今回は惑星の評価にとどめた。
注ルクレルクは使われて良化しているだけに、先行力は軽視できない。
△スーパーパワーも叩かれて良化しており、鋭い決め手は最も怖い存在。
◎13.ツルオカオウジ
○04.ケイアイゲンブ
▲14.セントラルコースト
×09.ザッハーマイン
注15.ルクレルク
△06.スーパーパワー