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ロジータ記念

  • 2011年11月08日(火) 18時00分
 東京ダービー馬・クラーベセクレが前走を叩かれて復調気配で、初コースの川崎でも不動の本命馬と見た。相手は的場で2戦不敗のナターレと思われるが、好枠に恵まれたハルサンサン・ハートゴールド両馬も一瞬の決め手が怖い。他では川崎コースで2着2回のマルヒロブライティに注意したい。

◎クラーベセクレタは牡馬相手にクラシック路線の主役を続けてきた馬で、前走も中央の有力馬を相手に5着と健闘。あのレースを使われて気合は一変し、今回はどれだけ差をつけて圧勝するかが楽しみ。

〇ナターレは的場が手綱を取って逃げれば負けなしで、4勝している地元コースならクラーベセクレタを封じ込む可能性は高い。長目を熱心に追われている調教内容と、追い切りの動きの良さは特筆ものだ。

▲ハルサンサンは今野と手の合いそうな差し馬で、有力馬が先手を意識してペースを速めるようだとチャンスが生まれるだろう。

×ハートゴールドはナターレにも騎乗した本橋が、今回は内枠を生かした好位からの競馬をするはずで、距離が延びて最も怖い穴馬といえる。

注ラカンパーナの調教内容が良くなり、鋭い末脚は軽視できない。

△マルヒロブライティは前走を叩かれて、このメンバーでも好勝負は可能。

◎09.クラーベセクレタ
○05.ナターレ
▲01.ハルサンサン
×02.ハートゴールド
注07.ラカンパーナ
△04.マルヒロブライティ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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