スマートフォン版へ

ローレル賞

  • 2011年11月10日(木) 18時00分
 他地区からの挑戦馬も気になるが、2歳牝馬戦だけに南関東で好走している馬を重視すべきだろう。ハイセイコー記念を快勝したドラゴンシップが中心で、相手はクリヤマキアート、ショコラヴェリーヌ両馬と見たが、決め手のある地元馬ヴァイタルローズも怖い存在。2、3着候補としてはローエンプリンセスと素質馬レイモニまでおさえておきたい。

◎ドラゴンシップは牝馬ながら大きな体に恵まれ、好位から抜け出す競馬が出来るようになった。ハイセイコー記念を勝って、さらに調教内容が良くなっており、今回も圧倒的な強さを見せてくれるはず。

〇クリヤマキアートの鎌倉記念は休み明けのレースに加え、道中での不利もあったためだ。それでも3着に伸びて脚は目立っており、叩かれた今回は好勝負が期待できる。

▲ショコラヴェリーヌは前走の川崎で出遅れながら、追い込む競馬で勝った内容は高く評価。追い切りの動きの良さも心強い。

×ヴァイタルローズの鋭い決め手は、展開がはまれば怖い存在である。

注ローエンプリンセスは自在の脚があり、好枠と的場の手綱で軽視は禁物。

△レイモニはもまれると弱いだけに、外枠が好結果を生むかもしれない。

◎02.ドラゴンシップ
○05.クリヤマキアート
▲07.ショコラヴェリーヌ
×09.ヴァイタルローズ
注03.ローエンプリンセス
△13.レイモニ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング