エスポワールシチー、完全復活ですね~。
アメリカ遠征後の筋肉が全て落ち、気迫を失ってしまった姿を見ているだけに、よくぞここまで馬の状態や気力を取り戻せたなぁ~と、考え深いものがありました。
やはりこれは、陣営と佐藤哲三騎手が、普段の調教や馬房での過ごし方において、様々な工夫やアイデアを取り入れながら、何とかしてエスポ君の気迫と走りを取り戻したいと取り組んできての結果。感動しましたぁ。
次走のジャパンカップダートでは、トランセンド、そして現時点では五分五分と発表されているスマートファルコンの出走が確定となれば、今のダート界を代表するトップ3の戦いに。しかも3頭ともが先行タイプと、同型脚質だけに、かなり白熱した面白い1戦となりそう。楽しみです。
さて今週は、エリザベス女王杯。
昨年の覇者スノーフェアリー、イギリスオークス馬ダンシングレイン、牝馬G1の完全制覇がかかるアパパネ、一戦級のお姉さま方相手となる3歳馬たち、そして2歳女王レーヴディソールが8か月振りの復帰戦となるだけに、かなり面白みのあるレースとなりそう。
まず栗東入りをしたアパパネですが、さすがに府中牝馬Sでの走りが? マークだっただけに火曜日の時点では、
「なかなか調子が上がってこない…」と、担当される福田さんの声のトーンも低い状態でしたが、追いきり後は、「いい内容だったよ」と、アパパネに跨りながら福田さんの方から話しかけてきて、時折笑顔の表情も。
何でも1週前の時点では、キレイに併せ馬ができてしまう状況で、ガツンとくるものがなかったようですが、最終追いきりは前を行くマナクーラを追いかけ、ハミから手応えが伝わってきたとのこと。
追いきり前、この感覚をほしがっていた福田さんにとって、非常に嬉しかったようです。
よくよく考えてみると、このアパパネという馬は、デビュー時は別として、美浦に滞在しての休み明けの関東圏でのレースというのは、前走の府中牝馬Sのみ。しかもこれまでを振りかえると、放牧には出さずに美浦で夏を過ごしてきた彼女にとっては、美浦を離れることで、レースへ向けてのスイッチがONに切り替わる可能性も十分に考えられることなのかもしれません。
さぁ一方、秋華賞を勝利したアヴェンチュラ陣営は、かなり強気の発言。
距離延長、状態の良さ、そして相手が強くなることは大歓迎と、終始ワクワクとした表情。
また夏から急成長を成し遂げているイタリアンレッドも、リズムあるフットワークに加え、迫力ある雰囲気を醸し出しての最終追いきり。
こちらもかなり状態が良さそうです。
正直、まだ私は迷い中…。
当日のケハイも参考にしながら馬券を購入しようと思っています。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくは関西テレビ「競馬Beat」でお逢いしましょう。ホソジュンでした。