今年のクイーン賞。ここ最近の牝馬路線を引っ張ってきたラヴェリータ、ミラクルレジェンドがいないここは、新たな女王が誕生するチャンス☆
その1番手は、船橋・クラーベセクレタでしょう。初の古馬との戦いだったレディスプレリュードでは、早めに動いたラヴェリータに食い下がっていたけれど、直線は付いて行けずに5着という成績。それでも、女王に対して勝ちに行く競馬をしたことはとても評価できるし、ここで強い馬に揉まれたことがいい経験になったはず。
続くロジータ記念は完勝。もともと能力が高く、この時期の女子としては完成度も高い馬。そこから経験を積んで進化を遂げ、さらに状態もアップしているとのことで、初の地元レースで女王の称号を手に入れて欲しいです。
対抗はエーシンクールディ。前走のJBCレディスクラシックでは、スタート直後何完歩か押して行かず。じわっと逃げたい…という想いがあったのか、何が何でも行きたいという姿勢を見せたブラボーデイジーに絡まれる結果に…。結果論で言うのも何ですが、レディスプレリュードの時のように、潔く行ってしまった方がよかったのでは…と、馬券を握りしめながら思ったのでした。。。
トップハンデの55キロも普段と同じなので問題ないし、小回りの船橋もむしろ歓迎。左回りは久しぶりだけど、JRA時代に何度も走っているのでこれも問題なし。ちょっと気になるのは間隔が詰まっていること。レースではいつも全力で頑張ってしまう馬だし、パドックや返し馬でのテンションもかなり高いので、ここが一番心配ですね。それでも、馬場は渋ると思うし、この馬のスピードが生きる展開になりそう。
カラフルデイズは、前走で大きな成長を見せてくれました。初の古馬相手のレディスプレリュードでは、まだまだ足りない印象でしたが、続くJBCレディスクラシックは上手に立ち回って3着。ひとつのレースを経験して、すぐに身に着けるセンスの良さはさすがです。器用な馬なので、初の船橋も問題ないでしょう。
そしてパールシャドウ。前々走の完勝から、もともとの素質が開花した印象です。スタートで躓いたりもそっと出る癖があるけれど、長く使える末脚は一級品。今回は小回りの船橋に変わるので、スタートダッシュがつかないことがマイナスと捉えて4番手評価にしました。
◎11 クラーベセクレタ
〇07 エーシンクールディ
▲01 カラフルデイズ
△02 パールシャドウ
☆10 プレシャスジェムズ