浦和の誘導馬スノーマンも最近おしゃれさん(*^_^*)。今開催はクリスマス前なので、赤を基調にかわいらしく演出しています。ちなみに、ゴールドカップの時は、お色直しで青を基調にクールに決めるそうです!
クリスマス仕様でお出迎え さて、ゴールドカップは全馬A1の豪華メンバーが集結しました。
スプリント王フジノウェーブ(大井・高橋三郎厩舎)がここに出走してきますよ! 今年9歳になっても東京スプリング盃の優勝やここ最近の好走などで、多くの感動を与え続けています。「本当にえらい仔だよ。これだけの馬はなかなかいない」といつも三郎調教師は称えています。
来年には明け10歳ですよ……。昔でいう11歳。現役続行を表明しているので、来年もフジノウェーブの走りが見られるぅ\(^o^)/
フジノウェーブ 今回は前走より上向いているそうです。「マイルグランプリの後は疲れが出て気持ちと体も緩めた分、前走は最後の踏ん張りがきかなかったと思う。前が壁になったとはいっても、本来なら突き抜けるはずだから。今回は本追い切りも英光さん(坂井騎手)に乗ってもらったけど『反応が全然違う』と言ってくれたよ。力は出せる状態」と金成厩務員も好感触。
あとは浦和コースとの相性ですよねぇ。南関東では大井以外の競馬場ではまだ結果を出していません。ナイーブな面があるので環境の変化や左の小回りをどう走るか。経験のあるコースですがそこは気になります。
「この仔には外枠のほうが走りやすかったんだけどな……」(三郎調教師)
他馬よりも重い斤量を背負わされてきたこの馬にとって、みんな一緒の斤量で走れるのは強調材料でしょう。
実力馬ナイキマドリード(船橋・川島正厩舎)もここは負けられないという強い思いで送り込まれてきます。ここまでずっと交流戦だったので、戦ってきた相手が違います。
「1500の距離もいいと思うぞ」と川島調教師。これまでもマイルで好成績を挙げていて、何より浦和との相性抜群!
「今回は本追い切りに裕太騎手(佐藤)が乗ってくれたんですが、『さきたま杯(優勝)くらいいいよ』って感触をつかんでくれました。予定通りの調教もできたし、ここ最近は交流だからといっても、もっと走れてよかったと思うんです。『マドリードここにあり!』って改めて見せたいです」と舟山厩務員。
ここ最近調子を挙げてきているのがギャンブルオンミー(船橋・佐藤賢厩舎)。もともと重賞を勝っている能力上位馬でしたが、脚部不安のために長期放牧休養に入って叩き4戦目。前走くらいから状態は充実しているそうです。
大きなチャンスをもらった本田正重騎手は「もともと3コーナーで気を抜くところがあったんですが、前走は引っ張りきれないくらいの手応えで上がっていけたのは収穫ですね。いいところを見せたいです」(本田騎手)
本田騎手の重賞初制覇は?
中央5勝の実績で南関東転厩緒戦を迎えるピサノエミレーツ(大井・松浦厩舎)ネームヴァリューの愛息君ですね。いよいよ南関東初登場します。
松浦調教師もマカニビスティーを担当していた阿土厩務員も、「ここまで順調に乗り込んできたけど、緒戦なので走ってみないと……」という共通のコメント。
気性が強いためにいかに気持ちよく走れるかどうか。本追い切りでは一番深いブリンカーを着用してみたそうで、中央時代と一緒で本番もブリンカー着用予定です。
すでに期間限定騎乗で重賞2勝しているアラン・ムンロ騎手がどう導くか。「逃げにはこだわっていないし、好位くらいにつけていくのがベストなんだろうけど、あとは騎手の判断に任せるよ」(松浦調教師)
重賞ウイナーのイーグルショウ(大井・山藤厩舎)も人気薄ですがおもしろい1頭だと思います。
前走の勝島王冠(10着)はスローに泣いてしまい、この馬の持ち味でもある長くいい脚を使えませんでした。
厩舎サイドのお話しでは、寒い時期は得意なだけにマイルグランプリ(4着)より調子を上げているそう。距離短縮も歓迎ですね。
ディアーウィッシュ(船橋・出川克厩舎) は放牧休養明けの一戦。「動きも気合い乗りももう少しかな」と控え目だった出川調教師。地力の高さでどこまで頑張れるでしょう。
なお、南関東は年齢制限があります。9歳一杯まで走れますが、A1馬は特例で、一年のうちに一度でも5着までに入れば何歳でも在厩できるんです。
イブロン(船橋・渋谷隆厩舎)は現在A1の9歳で、まだ今年は5着に入っていません。
イブロン 来年も南関東の仲間でいられるための、ラストチャンスです。皆さんも応援よろしくお願いします!