前回推奨した東京10Ｒのクリニクラウンは２着。ペースが遅いとみるや２番手まで位置を押し上げた横山武史Ｊの好騎乗が結果に繋がりました。昇級初戦でもこれだけやれたように、能力は高い馬。次走以降も注目です。京都11Ｒのフェアエールングは９着。勝負所でどんどん前に入られ、位置が下がってしまいました。このレースで引退が決まり、今後は繫殖入りする同馬。産駒の活躍にも期待したいところです。
今回推奨するのは東京10Ｒと京都11Ｒです。

【京都11Ｒ：自信度Ａ】昨年のマイルCSでは完璧に立ち回った勝ち馬には屈したものの、大外枠から脚を伸ばして２着に好走した◉エルトンバローズ。３歳で挑んだ一昨年も４着に健闘しているように、当舞台の適性は相当高い。近２走は結果が出ていないが、調教駆けするこの馬としては明らかに本調子を欠いていた。それが今回の追い切りは本調子を取り戻し、１週前追い切りでは騎乗していた西村淳Ｊがゴール後に馬を讃えるほど。最終追いの坂路の動きを見ても間違いなく昨年のマイルCS時と遜色のないデキに仕上がった。今年は逃げ馬不在のメンバー構成で、スローペースが濃厚。スタートが上手いことを考えると、今回は楽に好位を取れるはずだし、瞬発力特化型も少ないメンツ。先行して早めに仕掛けていけば、後続が届かないシーンは十分ありえるはずだ。三度目の挑戦となる今年、今度こそ頂点を掴む。
馬券は単勝、ワイドは6,14,15,17番に流す（◉9番、〇15番、▲17番、△14番の順）

【東京10Ｒ：自信度Ｂ＋】前走はスローペースの展開が向かず、２走前は馬場が合わなかった◉ニシノライコウ。一瞬の切れ味というよりは長く良い脚を使うタイプだけにペースは流れた方が良い。今回は先行馬多数でペースは流れる公算が大きいし、メンバーレベルも３勝クラスとしてはかなり手頃。馬券圏内突入の可能性は高いとみる。
馬券は単勝、ワイドで5番、馬連は1,3,5,11,15番に流す（◉4番、〇5番、▲1番、△は15→3→11番の順）