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東京大賞典

  • 2011年12月28日(水) 18時00分
 中央所属馬ながら南関東重賞だけ使われて7連勝中のスマートファルコンに、負ける心配は見当たらない。興味は2着争いで、ワンダーアキュート・シビルウォーの中央両馬を有力視したが、地方馬で善戦可能なのは戸崎に乗り替わったツルオカオウジ。他ではヤマニンキングリーとテスタマッタに注意したい。

◎スマートファルコンは昨年の東京大賞典で大井2000mのレコードタイムを更新。今回も展開的にマイペースの逃げが予想され、熱心な調教内容からV8は可能と見た。

〇ワンダーアキュートは昨年の東京大賞典で馬体減が響いて10着と惨敗したが、今年はJCダートでトラセンドの2着と健闘しての挑戦で有力。

▲シビルウォーは浦和記念でボランタスの2着に惜敗したものの、今回は好調教で体が絞れ、2度目の大井コースなら2着の座は譲れないところ。

×ツルオカオウジは1800mの勝島王冠で2着と涙を飲んだが、2000mなら見直すべきで、名手・戸崎の手綱と合わせて最も怖い穴馬だ。

注ヤマニンキングリーはJCダート7着当時より気合が良化しており、砂の深い大井コースなら善戦は可能だろう。

△テスタマッタは大井1勝の実績があり、岩田の騎乗で軽視はできない。

◎12 スマートファルコン
○04 ワンダーアキュート
▲02 シビルウォー
×07 ツルオカオウジ
注09 ヤマニンキングリー
△11 テスタマッタ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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